我が御代田町の、小園拓志町長による深刻極まる町政私物化問題
(写真はクリックすると拡大します)
山際、葉梨と大臣の資質を欠く者が相次いで更迭辞任した。
私が住む我が浅間山南麓に広がる長野県御代田町では、町長の資質が欠如した小園町長の町政の私物化とルール違反がひどすぎる。
公文書の独断作成、パワハラ、セクハラから周辺自治体首長の集まる公式会議での発言意思の欠如など、多岐にわたる問題が指摘され、
町長失格の烙印を押されても仕方のない事態に至っている。
わかりやすい事例を3点、上げておきたい。(元資料は市村千恵子町議発行のチラシにかわら版と信濃毎日新聞記事)
1:利益誘導:特定の友人の事業を優遇(旧役場跡地利用で活動実績のない法人が5000万円超の助成金を受領)
2:佐久地域の首長会議での発言の欠如(県知事参加のリモート会議)
3:地元の総合病院の名称変更問題(名称から「御代田」が削除され「軽井沢西部」に)
◯1の利益誘導、町政私物化問題について。
日本財団の補助金5179万円で「子ども第三の居場所事業」を活動実績ない法人が旧役場庁舎跡地で「みよたの広場」を開始(写真)。
この問題に関し、小園町長が独断で公文書を作成して法人に渡し、日本財団の多額の助成金が担当課も議会も知らないうちに決まった、
という信じがたい流れ。しかもこの法人幹部は小園町長宅で一時同居していた「知人」というではないか。つまり、知人以上の深い交友関係者。
地元紙は「独断で公文書作成」「公印使用記録も残さず」と報道(2022年9月7日朝刊)。
御代田町の恥ずべき町政の実態を町民に明らかにしてくれたのは、ベテラン町議の市村千恵子議員(共産党)。
毎週発行のかわら版で町議会でのやりとりを克明に紹介。その内容をわかりやすく抜粋しA4チラシが最近配布された。(写真参照)
小園町長の町政の私物化の本質はパワハラか。18人の職員が3年余に中途退職。療養休暇も多数。
他にも、「ふるさと大使」に任命した町出身のアイドルグループの女性に同行した出張問題(写真左)なども露呈。
写真をみてもらうと誰の目にも明らかだが、「御代田の根」という一般社団法人が運営する「みよたの広場」という空間が旧役場庁舎跡地でオープンしていたが、5000万円超の補助金を活用した空間とはとても思えない。町の積極的な関与、協力も感じられない。
二カ所の入口には「みよたの広場」と書かれた小さな看板あるのみで広い駐車場は未整備。「みよたの広場」の案内看板は隣接するマツキヨ駐車場からしか見えない。
トイレは建設現場の仮設トイレ。これが日本財団から5000万円超の助成金で運営する子どもの遊び場?
日本財団は助成金が適正利用されているか速やかに調査すべき案件に違いない。
利益誘導問題は、小園町長が「御代田の根」(事業申請時は活動実績のない「浅間ネイバーズ」)の事業申請に独断で町長印を押し、
御代田町としてのお墨付きを与えたことから始まっている。
◯2の地元首長会議での発言欠如問題について。
今年6月9日、佐久地域の首長11人(佐久市、小諸市、軽井沢町、御代田町、佐久穂町、立科町、小海町、南牧村、川上村、北相木村、南相木村の各首長)が佐久市の合同庁舎に集まり、長野県知事と中部横断道路をめぐる意見交換のリモート会議が行われた。
この場で小園町長以外の首長は各自が具体的な要望を述べたが、小園町長は「県知事の音声が聞き取りにくいのがよろしくないので改善してほしい」と述べただけという。町のトップとして何らかの提案や要望を持って首長会議に参加するのは常識だが、小園町長は何も要望も提案もせずに参加しただけとのことだ。(9月の定例会で市村議員の質問に対し、小園町長が答えている)
首長11人が各市町村の要望を出す場で意見表明できない町長って必要か。子どもでもあるまいし。
年収は1000数百万円。前日には自ら入れ込んでいた企業型地域おこし協力隊事業予算案が全額減額され、
修正案がこの日に出されることに怒り心頭だったと。駄々をこねる子のようでは町長の資質はない。
(写真は市村千恵子議員のかわら版より)
ちなみに御代田町のホームページにある「町長の部屋」は2019年就任後の一文掲載後、更新はない。町長はどこで何を発信しているのか。
仕事をしているのか?
◯3の地元の総合病院の名称変更問題について。
この件には個人的には思いが強いが、我が御代田町に愛着を持たない者たちの怪しい動きにしか思えない。
町内唯一の総合病院「御代田中央記念病院」が「軽井沢西部総合病院」に名称変更されてしまった。35年前、町の依頼で開設された診療所が前身だという地元に根ざした病院だ。最近の評判は芳しくないが、10年前に他界した私の母親も入院したりリハビリしたり度々世話になった病院だ。
「地域の人々に信頼され利用される病院になる」と公式HPで謳われているが、今、何のための病院名称の変更なのか。
まさか、名称を変更すれば患者が増えるとでも思っているのではないだろうな。
病院の清水理事長は小園町長後援会代表であり、2019年の町長選に地元に何のつながりもない北海道の小園氏を落下傘候補として担ぎ上げたのが清水理事長だったことは周知の事実。新聞記事にあるように、軽井沢町には軽井沢病院があり、病院名の類似による混乱を懸念し、軽井沢町長は再検討を要望していたほどだ。
病院名は11月1日からの変更だと告知されていたがその数日前には新しい看板に変わっていた。
御代田町は長野県内でも目を見張るほど人口増加中。過去10年で900〜1000人増え、16000人を超えた。
自然豊かで生活環境最高。佐久市、軽井沢町、小諸市に3方から囲まれ上田市も車30分の通勤圏。
子育て世代の居住者が確実に増加し、将来的には2万人を超えてもおかしくない高原の町だ。
町に欠かせない拠点病院の必要性は高まるのに「御代田」を削る考え方が理解できない。
町は病院名変更に反対しなかったのだろうか?と思わざるをえない。
来年早々に町長選がある。小園町長は再選のための動きに忙しいといわれる。
町長としての資質が著しく欠如する小園町政が続くことに私は強く反対する。
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