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2018年12月 4日 (火)

2004年5月18日(火) 須田治追悼集「まなざしの向こう側へ」が刊行された(宗補雑記帳よりの復活ブログ

 軍事政権下のビルマ(ミャンマー)では、憲法制定のための「国民会議」が17日開始された。アウンサンスーチー書記長とティンウー副議長が自宅軟禁とされたままの野党NLD(国民民主連盟)は、会議をボイコットした。選択肢のない結論だろう。あらかじめ軍政による結論が出ている会議は「茶番」でしかないからだ。

 ビルマ情勢のことはこの次雑記することにして、今日は友人のジャーナリストで昨年3月に急逝した須田治さんの「須田治追悼集」が刊行されたことをお知らせしたい。今年2月20日の雑記ですでにお知らせした文集が16日に長野市の出版社オフィスエムから刊行された。

 タイトルは「まなざしの向こう側へーー須田治追悼集」。須田さんの視点に相応しい実に良いタイトルだ。本はB5版270ページ、定価1500円。私が撮影した須田さんが取材中の写真を表紙のほかに10点使われています。ご家族を含め友人知人の追悼文が50点以上収録され、須田さんの主な著作を網羅した年表もあります。

 圧巻は二点の未発表原稿。ひとつは「ジャーナリストの仕事とは」と題された原稿用紙130枚をこえる長文です。須田さんが13年前に東京の出版社を退職してフリーランスのジャーナリストになる決意を込めて書かれたもので、彼のジャーナリズム論と日本のジャーナリズムに関する危機意識がひしひしと伝わってくるものに仕上がっている。

 もう一点は、満州の引揚者である母親のソ連軍から逃げる際の残酷な戦争体験を聞き書きした「母と戦争体験」だが、こちらは読むだけで痛ましい。ジャーナリストとしての須田さんが何を大切にしたきたか、その原点に巡り会ったような文章だ。この二点の原稿を読んだだけでも須田さんの力量が伝わってくるはず。追悼集の詳細はタイトルをクリックし、出版社のホームページで確認できます。 また、以下に本書に収録されている私の追悼文をコピーしました。

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