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2013年10月の投稿

2013年10月31日 (木)

戦争体験者70人の肖像写真と証言を展示した写真展が終わった

(写真はクリックすると拡大します)

 9日間の写真展が終わった。準備から広報、6日間の対談と、一月以上、この写真展のために走ってきたので、終わってしまったという脱力感のようなものがある。どうしてもっともっと多くの人に来場していただき、理想的な空間での展示を見てもらうことができなかったのだろうか、という後悔がないわけではない。

感想1:「語りかけるたくさんの真実。しかし、最近はそれらの真実がまったく存在しなかったかのように、歴史にウソを塗りこむ風潮が強くなっているのは悲しいことです。
やっぱり真実を真実として伝えていきたいとこの写真展であらためて感じました」(40代男性)

◯対談ゲスト
・10月18日:「沖縄戦。米軍基地問題」などについて。ゲストは鈴木耕さん。
_8ds5601自著の「沖縄へ」を手にする鈴木さん。

期せずして二人が指摘したのが、戦後に昭和天皇が沖縄の軍事基地利用をマッカーサーGHQ元帥に密使を送って提案した事実の重み。私は、参加者に英文のコピーを配布した。25年から50年を基地として使ってくださいという内容の、自らの責任を回避する保身の極み。

_8ds5605沖縄医療特区構想の必要性を披露する鈴木さん。

・10月19日:「戦争中の棄民と現代の棄民」に通底する問題について。ゲストは栗原貞子さんと吉沢正巳さんのお二人。吉沢さんにわざわざ来ていただいたのは、原発難民となった人たちの中に、満蒙開拓団として棄民されたことのある住民もけっこういることを知ってもらいたかったのだ。国の棄民政策は変わっていないことを知る機会として。
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吉沢さんの両親は新潟県出身で、初期の満蒙開拓団だった。満州東部、ソ連国境に近い黒台開拓団。手記には、逃げ切れずソ連軍に蹂躙される前に自らの手で家族を「処分」した事例がたくさん書かれていて息苦しくなる。
_8ds5609戦後40年経って自費出版された黒台開拓団員の手記。

対談後にゲストのお二人を栗原さんの写真の前で撮影させていただいた。
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_8ds5670栗原さんの末娘の陽子さんのお子さんの運転により、江東区から駆けつけていただいた。栗原さんが対談したこともある故鈴木則子さんの二人の娘さんも対談に参加され、実に賑やかな集いとなった。歩くのも大変になっている栗原さんに来ていただき、体験を生の声で話してもらう機会を提供できたことは大きな成果だった。

・10月20日:「東京大空襲などの空襲による被害や国が見捨てる戦災障害者」などについて豊村美恵子さんと対談。_8ds5687敗戦直前に米軍機の機銃掃射で右腕を失った豊村さん。右腕は義足のため、話すときには左手だけが意思を示して動く。「親が生きていれば戦後に生きることがどれだけ違ったことだろうか」という、豊村さんの孤児として、戦災障害者として独りで生き抜くことの厳しさを、改めて吐露されていた。その深い心の傷は、参加者に重く伝わったようだ。

_8ds5695豊村さんの写真の前で撮影。

感想2:「人間は集団化した時に、多分に思考停止に陥り、残虐の限りを尽くすことで理性を失う生き物なのだということを戦争という事象に明らかに強く浮かび上がらせている」(20代男性)

・10月25日:関東に接近する台風による影響が最も深刻になる時間帯。ゲストはキッドのオーナーで、信州の無言館館長の窪島誠一郎さん。悪天候をものともせず、さすがに窪島さんの集客力は違った。「戦没画学生と戦争の伝わり方」などについて対談。硬い話ばかりする私と、硬軟織りまぜて自在に話す窪島さんの、噛み合うようで噛み合わないトークが結構好評だったことに救われた。
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対談後にお仲間を連れて参加していただいた鈴木邦男さんと窪島さんの記念写真。打ち上げはキッド地下にあるカフェ「槐多」で。
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・10月26日:ゲストは映画監督の松林要樹さん。戦後、タイに留まった未帰還兵の取材について。後半は原発事故後の福島県の取材を映画化していることと、最新作「祭の馬」の紹介。妙縁だが、映画に登場する元競走馬を飼育する田中ファームを私も取材していて、松林監督の話題が出たことを話した。
_8ds5745松林監督作品「花と兵隊」に登場する3人の未帰還兵の写真の前で撮影。
松林さんはすでに福島県のシリーズ3作目の取材に入っているという。

感想3:「語りつがれること、語っていくこと、記憶を記録として残しておくこと、それを誰もが見知ることが出きることの重要さを再認識。加害者としての事実は積極的に知ろうとしなければ知ることは出来ない。戦後は継続中という思いが、写真とメッセージを見て強く感じました」(60代女性)

・10月27日:最終日のゲストはJVJAの仲間たち。出席できないと思われた会員の参加で、私を含めて9人が揃った希有な日となった。古居みずえ、佐藤文則、豊田直巳、宇井眞紀子、綿井健陽、野田雅也、土井敏邦、森住卓各氏が出席してくれた。トークは「戦争の伝え方」を仮題にしてみたが、9人もいるので、各自の近況報告的な内容が半分となってしまった。_8ds5765
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フリートークの焦点を絞りきれないまま、安倍政権下で一気に右傾化する現状に対し、JVJAとしてどんな取り組みをしなければいけないのか、という自省をこめた消化不良のトークのまま時間切れとなった。最終的には特定秘密保護法案に反対する声を緊急に広めてゆくことを会員同士が確認する場となった。

参加者は会場にちょうど良いくらいで、二時間はあっという間に過ぎた。参加者からはJVJAの各会員とJVJAに対する熱い期待と、fotgazetの発行に期待する意見があった。とはいえ、現状に対する危機感をふまえ、対談後には普段はめったにそろわない会員がミーティングをするきっかけとなった。

感想4:「戦後68年を経ても、まだこの国に築かれていない考え方として、戦争に対する国家補償の精神があると思っています。加害の立場として、また多くの被害者を生みだしたものとして、国家がサービスとしての保証ではなく、国が責任と償いの義務も負う立場にあることを明らかにしていくことこそ、歴史をきちんと見つめ、責任をもってそれと向かい合うことだろうと思います」(50代男性)

写真展に対するカンパなどの支援に対する御礼
 今回初めて写真展開始前からWeb上でカンパを募ってきたのだが、これまでに35人のみなさんからご支援をいただいた。総額にして21万円をこえた。この場を使って、写真展に期待しカンパを寄せていただいた皆さまに心から感謝の気持ちをお伝えしたい。みなさまの貴重なカンパが無ければ、キッド・アイラック・アート・ホールという理想的な会場での写真展は開催できなかったと思う。

 カンパはプリント制作費用や写真パネル制作費用、対談ゲストに対する交通費などの期間中の出費などに充当させていただきました。今後の巡回展まで回すほどは集まらなかったものの、経費を心配せずに開催できたことは本当に助かりました。また、写真集に掲載した戦争体験者のみなさんから多くのカンパを寄せていただいたことも付け加えておきたい。

◯写真展の今後
 現在のところ写真展は、来年二月と三月に「9条の会」の地方組織から依頼された講演と合わせた規模を小さくした写真展が決まっている。講演や写真展を希望される方やグループからのご連絡を歓迎します。その前には、まず写真集「戦後はまだ・・・刻まれた加害と被害の記憶」(彩流社)をご覧になっていただくことをお願いします。

ちなみに、写真展期間中、写真集は55冊売れました。また、刊行から一月半で増刷になり、10月半ばには日本図書館協会による選定図書に選ばれました。安倍自民党政権の戦前回帰に抗い、この写真集が広まり、高校や大学での戦争の実相を学ぶ参考書となるように活動し、写真展も同時に各地で積極的に巡回していきたい。

写真展にご来場のみなさま、対談ゲストで来ていただいたゲストのみなさま、カンパや支援のメッセージを送っていただいたみなさま、また、写真集を購入したり見たりして、今回の写真展に大きな期待を寄せていただいたみなさま、ありがとうございました。

最後になりましたが、キッド・アイラック・アート・ホールの会場を寛大な配慮で使用させていただいた館主の窪島さん、早川さんと工藤さんらスタッフのみなさまのお力抜きには、写真展開催はできませんでした。この場をかりて、心からの御礼に代えさせていただきたいと思います。

感想5:「さ来年は戦後70年を迎える。戦争をじかに知っている人たちがどんどんいなくなってしまう。直接の体験者ではない者が戦争の記憶を受けついでいかなければならないと思うものの、体験者の言葉はやっぱり強い力があると思う。
 戦争が最も悲惨なシーンではなく、何十年も経た、何十年も体験を背負って生きてきた人たちのポートレートなので、心静かに戦争の現実と向き会えたと思う。たくさんの戦争体験者の記録をまとめられたこと、たいへん素晴らしいお仕事だと思いました」(30代女性)

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2013年10月18日 (金)

山本宗補写真展「戦後はまだ・・・刻まれた加害と被害の記憶」会場写真と対談日程詳細

(クリックすると拡大します)

◯写真展会場写真
_8ds5545キッド3階

_8ds5548キッド3階


_8ds5553キッド3階

_8ds5567キッド4階

_8ds5577キッド4階から3階を見下ろす

_8ds5580キッド5階。対談トークの会場となります。


◯写真集出版記念山本宗補写真展「戦後はまだ・・・刻まれた加害と被害の記憶」詳細

会期:10/18(金)~10/27(日) 
時間:午後12時~午後19時 入場無料  22日(火)のみ休館
会場:キッド・アイラック・アート・ホール3階、4階、5階。
モノクロ写真全紙70点展示
 
◯会期中の日替わり対談トーク(1000円/予約優先)
【時間】18日(金)と25日(金)は午後7時~午後9時
    19日(土)20日(日)26日(土)27日(日)は午後3時~午後5時

・予定していた福島菊次郎さんは体調などの事情によりキャンセルとなりました。

・18日(金):対談テーマ「沖縄戦と戦争マラリア、沖縄と米軍基地」。対談ゲストは鈴木耕さん(ライター&編集者。『沖縄へ 歩く、訊く、創る』著者。デモクラTVでは「原発耕談」の番組を持つ。集英社時代は「週刊プレイボーイ」「集英社文庫」「イミダス」などの編集長)。

・19日(土):対談テーマ「戦争中の棄民と現代の棄民」。対談ゲストは栗原貞子さん(「大陸の花嫁」として満州に棄民された元中国残留婦人。映画「花の夢」の主人公)と、吉沢正巳さん(新潟県出身の両親は満蒙開拓団で棄民となった。原発事故により被曝した牛400頭を飼い続ける浪江町の畜産農家。国の棄畜棄民を問い続ける)。

・20日(日):対談テーマ「国が見捨てる戦災障害者」。ゲストは豊村美恵子さん(東京大空襲で両親を失い、米軍機銃掃射で右腕を切断。東京大空襲国賠訴訟原告)

・25日(金):対談テーマ「戦没画学生と戦争の伝わり方」。ゲストは窪島誠一郎さん(作家。戦没画学生の遺作を常設する「無言館」館主)。

・26日(土):対談テーマ「未帰還兵」。ゲストは松林要樹さん(未帰還兵を描いた「花と兵隊」と、原発事故を題材にした「相馬看花 第一部奪われた土地の記憶」がある。最新作の「祭の馬」は12月公開予定)

・27日(日):対談テーマ「戦争の伝え方」(仮題)。JVJA会員も参加してフリーディスカッション。安倍政権復活後の会員一人一人の持つ危機感や近況報告も。参加予定は佐藤文則、古居みずえ、野田雅也、宇井眞紀子。都合次第で綿井健陽と林克明、豊田直巳も参加。


なお、写真集「戦後はまだ・・・」(彩流社)を持参、もしくは会場にて購入された方は600円に割引。割引は毎回適用されます。対談会場は5階を予定しています。約20席の小さなスペースですので、予約優先となります。


◯写真展チラシは以下のリンクをクリックしてください。
http://asama888.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-5dfd.html
http://asama888.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-5dfd.html
(注:対談トークの18日と19日は福島菊次郎さんのご都合により、ゲストは変更になりました)
 

◯カンパとボランティア
写真パネル制作費、対談ゲスト交通費と謝礼など、写真展を成功させるためにご支援を広く募っています。対談受付や展示作業などのボランティアを募集します。山本もしくはキッドまでご連絡ください。

カンパは郵便局窓口に備え付けのお振り込み用紙に必要事項をご記入後、窓口にてお手続き下さい。
郵便局口座番号 00180-1-572729
口座名称 山本宗補(ヤマモト ムネスケ)
お振込金額 1000円から、いくらでも歓迎です。

銀行振込
銀行名/支店名 城南信用金庫/高円寺支店
口座番号 普通口座 340130
口座名義 山本宗補(ヤマモト ムネスケ)
お振込金額 1000円から、いくらでも

カンパをよびかける「フォトジャーナリスト山本宗補プロジェクト支援」のwebを用意しました。
 
会期中に友人知人を誘って、ぜひお出かけください。よろしくお願いします。
 
◯[お問い合せ]とトークショーご予約:
キッド・アイラック・アート・ホール
tel: 03-3322-5564
mail: arthall@kidailack.co.jp
〒156-0043 東京都世田谷区松原2-43-11
〈京王線/京王井の頭線・明大前駅 徒歩2分〉
 
◯写真集注文先:
彩流社  Phone 03-3234-5931 〒102-0071 千代田区富士見2-2-2
http://www.sairyusha.co.jp/bd/isbn978-4-7791-1907-1.html
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2013年10月14日 (月)

「10・13原発ゼロ・統一行動」写真ルポ

(クリックすると拡大します)

 9月1日以来の大きな脱(反)原発デモの撮影をしてきた。大量の写真で、「原発ゼロで良い」、「原発はいらない」、「再稼働はやめろ」、「原発輸出は止めろ」、「原発なくても電気は足りている」と、約4万人の人びとが、「10・13原発ゼロ・統一行動」に全国から集まった。盛り上がりと、参加者の思いを感じてもらいたい。(なお、掲載潤は適当です。途中、国会正門前で登壇した人のスピーチの一部を抜き出してあります。なお、全員分は紹介できていません)

日比谷公園~内幸町~東電本店前~日比谷公園。
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橋本美香と制服向上委員会の替え歌は、「おおスザンナ」の曲で、「おお杜撰な安倍政権~~~。オリンピックよりも私たちの生活を!」

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小熊英二さん(慶応大学教授):「自信を持ってください。国民の世論が強かったから全原発が止まったのです。変わっていないのは、この周辺の永田町と霞が関と一部のマスコミです。変えなければいけないのはこの狭い世界です。そこの部分をやっていきましょう」。


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吉岡達也さん(脱原発世界会議):「日本人を代表して嘘ついたら、日本人全部が嘘つきになってしまった。安倍首相の発言一つで、日本と日本人の信頼が失われてしまったのです」

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_aaa7415南相馬市の酪農家、滝澤昇司さん。拙フォトルポ「鎮魂と抗い~3・11後の人びと」(彩流社)に登場するが、政府によって原発事故が忘れ去られそうな気配がして、いても立ってもいられずに単身上京して参加したといった。希望の牧場は車で10分のところにあり、酪農家は吉沢正巳さんのように家を空けることができないから、官邸前には行きたくても行けないと話していた人だ。今年の四月から広い牛舎の屋根にソラーパネルを全面的に設置し、東北電力に売電を始めた。月平均9万円を超すそうだ。原発に電気を頼らないで何とかしたいという気持ちを実践しはじめた

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柳田真さん(再稼働阻止全国ネットワーク):「再稼働は日本を滅ぼします。汚染水は放射能を含んだ毒水です。規制委員会は新たに原発に合格証を出し、神話を生み出す機関になりつつあります」

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国会議事堂前
_aaa7823観光バスが通り過ぎて行く国会議事堂正門前。脱原発運動は観光スポットになったのかとさえ思わせるほど根づいている

原発立地自治体の地元で反対運動している代表の登壇とスピーチ
_8ds52861:北海道泊原発:小林善樹さん。
「泊原発の向かいの岩内市で1500人の原発反対集会をしました。エコ風船を1000個飛ばしたところ、翌日には180㌔離れた旭川市まで届きました。30㌔避難しても何の意味もないことがはっきりわかりました。赤平市の人が今まで他人事だと思っていたがこれからは原発はいらない声を上げますと始めています。

_8ds53092:新潟柏崎刈羽原発:金子貞夫さん(原発から命と故郷を守る県民の会)。
新潟県は巻原発と柏崎刈羽原発のプルサーマルを止めてきました。日本の反原発の歴史は負けてきただけの歴史ではありません。地元住民の間には長い地道な闘いが続いてきました。それが原発ゼロの結果にもつながっていると思います


_8ds53003:福井大飯原発、高浜原発:河合良信さん(反原発福井コラボレーション)。
スピーチの代わりに毎週金曜日い福井で歌っている歌を歌います。原発推進する張本人の西川知事と安倍首相に送りたい」『原発なくても電気は足りてる~原発なくして仕事をつくろう~お金と生活を電力会社に握られた大飯町を助けよう~福島の事故を忘れちゃいけない~全部廃炉~廃炉~西川知事辞めろ~安倍総理も辞めろ~』

_8ds53236:愛媛伊方原発:伊方原発とめまっしょい若者連合アユムグリーンレモン。
運動続けることを諦めようとする気持ちがありましたが、みなさんの気持ちを聞いていて、日本も変わってきていると思いました。今しか止める機会はないとの思いを強くしました。若者の夢を奪っているのが原発です。伊方原発とめまっしょい!全国の原発とめまっしょい!」

_8ds53384:佐賀玄海原発:稲村蓉子さん(原発をなくそう九州玄海訴訟)
玄海原発を差し止める裁判をやっている弁護士です。1万人の原告の署名を集めています。6751人の原告があつまってますが、まだ足りません。福島から避難していた原告の一人が言っていました。原発の再稼働はアル中で死にかけた人にまた酒を飲ませることと同じだ。アル中の人は救わないといけない。日本を守らないといけない


_8ds53575:鹿児島川内原発:松元成一さん。
国による避難訓練がありましたが、二つわかったことがあります。避難訓練は役に立たない訓練だということと、原発は危ないということを証明しているだけです。川内原発は一番南にあるので、爆発したら放射能は日本列島を横断し縦断してしまいます

国会議員の登壇者
_aaa7766三宅雪子前議員
「議席がありません。国会の中で声を上げることはできません。ですが、原発廃炉に向けてこれからもみなさまとがんばって行きます」


_8ds5180山本太郎議員
「参議院議員というよりも『野良犬山本太郎』というところです。『秘密保全法』はまるで治安維持法です。おそらく国会の中ではもう止められない状況です。生きる権利も表現する権利も奪われてしまいますよ。特定有害活動はまさにこの原発いらん活動が該当しますよ。中身がヤバすぎて名前を『特定秘密保護法案』と変えた。詐欺師の手口です。止められるのはみなさんの力です。地元選出国会議員にファックス、メールを送ってください。1万通を超えたら、あの人たちも心揺れるんですよ。みんなで力を合わせて止めましょう」


_8ds5005菅直人元首相
「台湾では『4(東芝日立三菱が造っている第4号原発に反対)5(金曜日)6(午後6時から)運動』が大きな力を持ってきています。今アメリカでもニューヨーク、ボストン、カリフォルニアでも反対運動が高まっています。みなさんの反対運動が台湾やアメリカやヨーロッパの反対運動の盛り上がりと連動しています。この流れを止めることはできないと私は確信しています」

_8ds5058共産党議員団
「汚染水の現状を徹底的に調査し、収束宣言を撤回し、非常事態だということをはっきりさせましょう。現場は疲弊しトラブルが相次いでいます。事故対策の主体を、儲け第一の東電に任せていてはダメです。破たん処理すべきです。メガバンクなど原発で大儲けしてきた企業に負担させるべきです」

_8ds5473社民党の福島みずほ議員も参加しスピーチした。
「オリンピック招致のスピーチで、汚染水は完全にブロックされているといいました。汚染水洩れてるじゃないですか。どうして安倍総理は世界に対して真っ赤なウソがつけるのでしょうか。来年3月まで検証すると言ってますが、汚染水はそれまでダダ漏れじゃないですか。汚染水処理できない東電に原発再稼働する資格はありません。他の原発を持つ電力会社にも再稼働する資格はありません」

(注:国会正門前の中継はIWJで全部観られます

蛇足
_8ds5502原発さん、さようなら 今まで電気をありがとう」

_8ds5486_2原発はいらないよね」

取材メモ:「若者も多かった。中高年も多かった。参加者が多かった。安倍政権に対する憤りの結集を感じた」


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2013年10月 4日 (金)

写真集出版記念山本宗補写真展「戦後はまだ・・・刻まれた加害と被害の記憶」最新内容

7月末に刊行された山本宗補写真集「戦後はまだ・・・刻まれた加害と被害の記憶」
(彩流社)が、おかげさまで増刷になりました

9784779119071

東京新聞、信濃毎日新聞、図書新聞、Japan Times、朝日新聞、琉球新報などに著者インタビューが大きく掲載され、写真集が注目されました。

そこで以前から予定していた出版記念写真展を来月、京王線明大前にあるキッド・アイラック・アート・ホールにて、10月18日から27日の日程で開催します。「キッド」は信州の無言館館主をつとめる窪島誠一郎さんが所有する小ホールとギャラリーがあるアートスペースです。
 

以下が写真展の詳細です。
 
写真集出版記念山本宗補写真展「戦後はまだ・・・刻まれた加害と被害の記憶」

会期:10/18(金)~10/27(日) 
時間:午後12時~午後19時 入場無料 火曜日休館
会場:キッド・アイラック・アート・ホール3階、4階、5階。
モノクロ写真全紙70点展示

 
会期中の日替わり対談トーク(1000円/予約優先)
【時間】18日(金)と25日(金)は午後7時~午後9時
    19日(土)20日(日)26日(土)27日(日)は午後3時~午後5時

予定していた福島菊次郎さんは体調などの事情によりキャンセルとなりました

18日(金):対談テーマ「沖縄戦と、戦後の沖縄と米軍基地」。対談ゲストは鈴木耕さん(ライター&編集者。『沖縄へ 歩く、訊く、創る』著者。デモクラTVでは「原発耕談」の番組を持つ。集英社時代は「週刊プレイボーイ」「集英社文庫」「イミダス」などの編集長)。

19日(土):対談テーマ「戦争中の棄民と現代の棄民」。対談ゲストは栗原貞子さん(「大陸の花嫁」として満州に棄民された元中国残留婦人。映画「花の夢」の主人公)と、吉沢正巳さん(新潟県出身の両親は満蒙開拓団で棄民となった。原発事故により被曝した牛400頭を飼い続ける浪江町の畜産農家。国の棄畜棄民を問い続ける)。

20日(日):対談テーマ「国が見捨てる戦災障害者」。ゲストは豊村美恵子さん(東京大空襲で両親を失い、米軍機銃掃射で右腕を切断。東京大空襲国賠訴訟原告)

25日(金):対談テーマ「戦没画学生と戦争の伝わり方」。ゲストは窪島誠一郎さん(作家。戦没画学生の遺作を常設する「無言館」館主)。

26日(土):対談テーマ「未帰還兵」。ゲストは松林要樹さん(未帰還兵を描いた「花と兵隊」と、原発事故を題材にした「相馬看花 第一部奪われた土地の記憶」がある。最新作の「祭の馬」は12月公開予定)

27日(日):対談テーマ「戦争の伝え方」(仮題)。JVJA会員も参加してフリーディスカッション


なお、写真集「戦後はまだ・・・」(彩流社)を持参、もしくは会場にて購入された方は600円に割引。割引は毎回適用されます。対談会場は5階を予定しています。約20席の小さなスペースですので、予約優先となります。


◯写真展チラシは以下のリンクをクリックしてください。
Photo_2表  Photo_3裏(注:対談トークの18日と19日は福島菊次郎さんのご都合により、ゲストは変更になりました
 

カンパとボランティア
写真パネル制作費、対談ゲスト交通費と謝礼など、写真展を成功させるためにご支援を広く募っています。対談受付や展示作業などのボランティアを募集します。山本もしくはキッドまでご連絡ください。

カンパは郵便局窓口に備え付けのお振り込み用紙に必要事項をご記入後、窓口にてお手続き下さい。
郵便局口座番号 00180-1-572729
口座名称 山本宗補(ヤマモト ムネスケ)
お振込金額 1000円から、いくらでも歓迎です。

銀行振込
銀行名/支店名 城南信用金庫/高円寺支店
口座番号 普通口座 340130
口座名義 山本宗補(ヤマモト ムネスケ)
お振込金額 1000円から、いくらでも

カンパをよびかける「フォトジャーナリスト山本宗補プロジェクト支援」のwebを用意しました
 
会期中に友人知人を誘って、ぜひお出かけください。よろしくお願いします
 
◯[お問い合せ]とトークショーご予約
キッド・アイラック・アート・ホール
tel: 03-3322-5564
mail: arthall@kidailack.co.jp
〒156-0043 東京都世田谷区松原2-43-11
〈京王線/京王井の頭線・明大前駅 徒歩2分〉
 
写真集注文先
彩流社  Phone 03-3234-5931 〒102-0071 千代田区富士見2-2-2
http://www.sairyusha.co.jp/bd/isbn978-4-7791-1907-1.html
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