!祝!山本太郎さん当選!祝!吉良よし子さん当選!(旧タイトル:私が投票したい候補者!投票したい政党は!)
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◯選挙結果(7月24日追記)
激戦の東京選挙区で当選した山本太郎さんと吉良よし子さんの当選を祝し、タイトルだけ変えてみました。ブログ内容は、参院選最終日に更新したままです。(ブログ紹介順です)
山本太郎 666684票(4位当選)
吉良佳子 703901票(3位当選)
山本太郎さんの立会演説会に現れた政治評論家の田中秀征さんは、「太郎さんに投票するよ」といわれましたが、選挙終わるまでは内緒にしてくれとのことで、ブログでは書きませんでした。
ちなみに、比例区、「緑の党」で闘った三宅洋平さんは176970票獲得しましたが落選でした。10人の候補者を出した緑の党グリーンズジャパンの総得票数は457862票。三宅さん一人で三分の一以上を獲得したことになります。木田節子さんは5219票でした。
谷岡くに子さんが代表を務める「みどりの風」の比例区総得票数は430673票でした。「みどりの風」は谷岡さん含め3人落選でした。谷岡さんは選挙結果を受けた記者会見で代表辞任と政界引退を表明ししいます。
長野選挙区の神津ゆかりさんは51621票獲得しましたが、5位で落選でした。
比較対象として自民党比例区で下位当選した渡辺美樹 (ワタミ元会長)氏は104176票でした。
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◯「自民党憲法改正草案にダメ出し食らわす」(小林節+伊藤真著、合同出版)
参院選後を想定するために紹介したい本がある。日本国憲法本が売れているそうだが、書店で見つけた本がこれ。憲法学者で改憲派の論客として知られた小林節慶應大法学部教授と、憲法関連書籍の多い弁護士の伊藤真氏の共著。憲法のことを議論しているのに、読みやすくわかり易い編集の妙。前半の自民党憲法改正草案を、二人が赤字で添削しているところなど、高校生以上であれば、十分に理解できる作りだ。細かい部分は本を読んでみましょう。憲法改正草案に対する二人のコメントだけ紹介したい。
「自民党の政治家たちはみんな、政治家であるというだけの理由で遠慮せずに議論に参加してくる。でも、憲法が何かってことがわかっていない人がいまだに半分くらいはいると思う。~改憲手続きのハードルを下げたりしてしまったら、憲法が憲法でなくなってしまう」(小林節教授)
「気になるのはやっぱり、世襲議員の多さですよね。国民が主権者で主人公だという認識よりは、代々、政治家を家業としてきた自分たちがこの国を作り上げていくのだから、国民は黙ってついて来い、という匂いがぷんぷんするんですよね。~民主主義というよりエリート支配。エリートでも何でもない人たちが、自分たちがエリートだと思いこんで、自分たちがうまくやるから黙っていろと言っている」(伊藤真弁護士)
◯「自み維 考え接近」
タイミングよく7月20日の東京新聞朝刊トップ記事に以下の図表が載ったので転載させていただいた。
トップ記事の大見出しは、「自み維 考え接近」(改憲、経済政策、社会保障) 「9政党 主張整理すると」。
要するに、「憲法変えたい」、「大手企業を重視する経済政策をとり、消費税増税し、TPP参加したい」、「原発推進したい、もしくは表向きあいまいにしておきたい」政党は一致していることだ。自民党、維新の会(石原共同代表は核武装論者)、公明党、みんなの党が同じ方向に向かおうとしている。民主党はぶれまくりの議員が多すぎなので同じようにNOだ!
今回の参議院選挙で、これらの政党が議席を増やしたら、日本社会は取り返しのつかない坂道を下り始めることになる。
もう一点、思い出してほしいのは、橋下徹維新の会共同代表(大阪市長)が「慰安婦は必要だった」と発言し、元弁護士で人並み以上の人権感覚を持ち合わせていなければ勤まらないはずの人物の本性が明らかになり、国内外から非難された時、安倍自民党政権とみんなの党渡辺代表も、橋下発言を批判して差し出していた手を引っ込めた。それから二ヶ月も経っていないのに、端下・石原維新と手を組もうとすることは、国内外に、私たちも橋下維新の会代表と人権感覚は一緒ですと公言しているようなものだということを思い出してほしい。
人としての最低限の人権感覚を持たない政治家たちは、有権者はもう忘れただろう、ほとぼりが冷めた、と本音で手を組もうとしているのが自民党、みんなの党、維新の会だということも思い出す必要がある。
◯東京選挙区のオススメ候補(山本太郎、吉良よし子)
太郎さんのスピーチを聞きに来たという政治評論家の田中秀征さんとのツーショット。(池袋駅前) ちなみに元国会議員の田中氏は「脱原発への国民の決意は決して風化しない」と言い切っている。細川政権の時に総理大臣特別補佐として参謀役を務めた人。
東京選挙区に候補者を出していない社民党の福島みずほ党首は、7月20日のtwitterで、「東京選挙区は山本太郎、比例区は社民党あるいは、鴨ももよ、山城ひろじ、又市征治と書いてください」とつぶやいた。
◯全国比例区のオススメ候補とオススメ政党
日本共産党、社民党、みどりの風、緑の党グリーンジャパン、生活の党がオススメ。
議事堂前で「子どもを守ろう」のポスターを披露する常連参加者。
議事堂前に現れた「みどりの風」の井戸川克隆候補。(「みどりの風」代表は、原発問題に鋭く政策通の谷岡くに子氏)。
原発から2㎞南の大熊町の養殖場施設で高い放射線量を計測したことを示す、「みどりの風」代表で比例区候補の谷岡くに子代表(右端、2013年3月)
✤「緑の党」ならば木田せつこさんがオススメ候補。
自宅のある富岡町のJR富岡駅にて。木田さんの一時帰宅に同行した時のもの(2013年2月)。
東電本社前での福島原発告訴団による抗議でスピーチ。(2013年2月)
新橋駅前での原発難民二人だけでの街頭スピーチ。衆議院選での自民党政権復活で憲法が危なくなると警告した。(2012年12月)
「緑の党」比例区候補の三宅洋平「選挙フェス」のステージで、渋谷ハチ公前の若者にアピールする木田さん(7月20日) 広瀬隆さんは木田さんを個人的に応援している。
緑の党比例区で立候補している三宅洋平候補もずば抜けたスピーチの魅力がある。彼の即興スピーチのテンポ、借り物でないことば、次々と発せられて若者の心を掴んで話さない魅力がある。
渋谷駅ハチ公前広場で最終日の三宅洋平「選挙フェス」には、広場を埋め尽くす若者が集まり、三宅候補と合流した山本太郎候補の話に聞き入った。
キャンペーン期間終了後、ステージでお互いを讃えあった三宅候補(左)と山本候補。二人共に魅力的だ。二世三世議員の何百倍も頼りになりそうだ。
✢ちなみに私の故郷、長野選挙区は神津ゆかり候補がオススメ!脱原発を表明している候補者が本気かどうかを認定している緑茶会が、神津候補を全面的に「推薦」しているほどだ。
投票しなければ、何も変わらない!「選挙で変わる 原発なくそう」
「総理 質問です。原発廃炉に賛成?反対?」官邸前(7月19日)
参議院選後に国会が傾くことのないように願いつつ、自分の頭で考えて投票しましょう。。
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