過剰警備と主権在民(官邸前再稼働反対脱原発大集会 7月13日)
(写真はクリックすると拡大します。大きくして観てください)
警察が一気に過剰警備の手段で、主権在民を実力行使し、首相官邸前に集まって原発の再稼働に反対する市民を分断しようと動き始めた。とりもなおさず、野田首相はじめ政権幹部がいらだっていることの裏返しといえる。
鉄柵で膨大な参加者が車道にはみ出すことを許さず、報道陣さえも排除する分断警備により、参加者はその場以外に移動することもほとんどできなくなった。どこで誰がどんなメッセージを発信しようとしているのかさえもわからない。そこで、説明抜きで大量の写真を掲載することで、参加者の熱意、熱気をいくらかでも伝えたい。もちろん、過剰警備の異常さも知ってもらいたい。
これは「7・16さようなら原発10万人集会」の前哨戦だ。
◯首相官邸前
午後4時45分
官邸前交差点角に建つ国会記者会館の入口に立てられて看板。広い駐車場の一部でも解放する気持ちがあるのかと思ったが、まったく逆の発想だったことに驚いた。
白い風声を配り続けることに熱中する田中康夫議員。
早い人は開始3時間前には集まっていた。午後6時。いよいよ主催者による「再稼働反対!」の連呼スタート。
◯国会議事堂正門前
山田正彦元農水大臣
右の男性は奥さんの実家が浪江町請戸港にあり、全てを流された。
車で参加する人も登場。
ファミリーブロック。7歳の息子さん連れで官邸前抗議に毎回参加しているご夫婦も。頭が下がる。
自転車の乗り物で子どもを連れての参加。「再稼働ダメ!」
午後8時15分。参加者がほとんどいなくなっても横断歩道を封鎖する警察。
帰路に着く二人の参加者。
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